6月23日（月）、本校にて全校朝会を実施しました。
今回の朝会では、生徒会長と校長先生から、それぞれ「平和」をテーマにした力強いメッセージが届けられました。

生徒会長からは、今年度から本校が青少年赤十字に加盟することについて報告がありました。その活動の一環として、「周りの人を思いやる心を大切にしていこう」と全校に呼びかけがありました。また、「今、世界は本当に平和といえるのか？」という問いかけとともに、アメリカとイスラエルに関わる軍事衝突など、現在の国際情勢にも触れ、世界で起きている出来事に目を向けることの重要性を語りました。
さらに、生徒会が設置している「目安箱」について、「どんなに小さなことでも構わないので、思っていることや提案をぜひ届けてほしい」と、生徒一人ひとりの声を大切にしたいという思いが伝えられました。

続いて校長先生からは、ご自身の出身地でもある沖縄の「慰霊の日」（6月23日）に関連して、沖縄戦の歴史やそこに込められた平和への願いについてお話がありました。さらに、ウクライナ戦争や中東での紛争など、現在も続く世界の課題を紹介しながら、「過去の悲しみを繰り返さないために、今を生きる私たちにできること」を考えるよう促しました。

日常の中にある小さな気づきや優しさが、やがて大きな平和につながっていく。
そのことを心にとめながら、本校はこれからも生徒たちとともに「平和をつくる力」を育んでまいります。