【授業風景】心地よい緊張感と墨の香り。国語の授業で「習字」に取り組んでいます
3月に入り、本校の中学校では国語の授業の一環として「習字(書道)」の学習がスタートしました。
普段は活発な意見交換や元気な声が飛び交う教室も、この時間ばかりは少し様子が違います。教室いっぱいに豊かな墨の香りが広がり、心地よい静寂と緊張感に包まれます。
生徒たちは真っ白な半紙に向かい、背筋を伸ばして筆を握ります。とめ、はね、はらいなど、基本的な筆使いを確認しながら、一文字一文字に全集中を注いで取り組んでいました。 思い通りの線が書けずに何度も書き直したり、納得のいく一枚が仕上がって嬉しそうな表情を浮かべたりと、一人ひとりが自分の文字と、そして自分の心とじっくり向き合っている姿がとても印象的でした。
パソコンやスマートフォンなど、デジタルで文字を打つことが当たり前となった現代。だからこそ、こうして墨をすり、筆の感触を味わいながら「手書きの文字」に込められた温かみや日本の伝統文化に触れる時間を、これからも大切にしていきたいと思います。


