世界遺産を通して郷土・岩手を学ぶ —中学3年生対象「世界遺産出前授業」を実施—
4月23日(水)、本校中学3年生を対象に、岩手県文化スポーツ部文化振興課の方々を講師にお迎えし、「世界遺産出前授業」を実施しました。
この授業は、岩手県内にある3つの世界遺産―「平泉」「橋野鉄鉱山(明治日本の産業革命遺産)」「御所野遺跡(北海道・北東北の縄文遺跡群)」の価値について学び、郷土・岩手の歴史や文化に対する理解を深めることを目的としたものです。
講師の小原大典様からは、それぞれの世界遺産が登録に至った背景や、そこに込められた文化的・歴史的意義について、写真や図を交えたわかりやすいスライドでご説明いただきました。また、補助として太田崇様にもご協力いただき、生徒たちは集中して話に耳を傾けていました。
生徒たちは、自分たちが住む岩手に、世界的に価値のある文化財が存在することをあらためて認識し、郷土への誇りや関心を一層深めることができました。
この学びは、今後行われる「平泉フィールドワーク」にも直結する内容であり、実際に現地を訪れる際の視点や理解に大いに生かされると思います。
お忙しい中、貴重なお話をしてくださった小原様、太田様に心より感謝申し上げます。