フォーラムウィーク2日目
9月1日に行われる国際教育フォーラムに向けて、8月27日~9月2日までフォーラムウィークに入っています。この期間には、姉妹校の留学生たちと多くの国際交流イベントを行います。また、国際的な問題の解決策について、各姉妹校での現状をもとに話し合い、国際教育フォーラムでプレゼンテーションを行います。本日は2日目の様子についてお伝えします。
今回の国際教育フォーラムでは、3つのグループに分かれて、SDGsの解決策について話し合い発表します。第一グループは13番の「気候変動に具体的な対策を」を、第二グループは14番の「海の豊かさを守ろう」を、第三グループは15番の「陸の豊かさも守ろう」をテーマに、各姉妹校の生徒の国の事情や現状を踏まえながら話し合いプレゼンテーション資料を作り上げます。
2日目は、姉妹校の生徒と中央高校のフォーラム委員の生徒たちにフィールドワークを行ってもらい、日本・岩手の現状を体感した上で、資料作りの材料にしてもらいます。
フィールドワークは、第一グループ「気候変動に具体的な対策を」は小岩井農場に、第二グループ「海の豊かさを守ろう」は山田町織笠漁港に、第三グループ「陸の豊かさも守ろう」は岩手町役場に向かいました。ここでは、第二グループの様子についてお伝えします。
漁港での様子です。漁師さんを始めとする漁業関係の方々から、岩手の漁業と養殖に関してフィールドワークを通じて学んできました。
牡蠣とホタテの養殖の様子です。ここでは養殖イカダという養殖の方法を取っており、実際に見学させていただきました。
帰りにはウミネコやカモメに餌やりをしながら、楽しむ様子も見られました。
午後からは、海の豊かさを守るために岩手県で取り組んでいることを、岩手大学の産学官連携専門員である田村直司様からご教授いただきました。
これらの学びと、姉妹校の生徒たちがそれぞれ作ってきた資料を基に、全体発表のプレゼンテーション資料をつくります。これらの作業は、すべて英語で進められています。中央高校のフォーラム委員の生徒ももちろん英語で聞き、話し、考え、資料を作ります。この行事に参加するすべての生徒が、知識や思考力でも、語学力でも、精神的にも大きく成長できるのが国際教育フォーラムなのだと、強く再認識しています。