盛岡中央高等学校
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留学から掴んだもの

新沼 元樹

私は去年の1月から12月までの約1年間オーストラリアのアデレードにあるヒースフィールドハイスクールという学校に留学しました。この高校はISECという留学生のためのプログラムがなく、留学生クラスが設けられていないので、学校の初日から普通のクラスで授業を受けていました。

日本とオーストラリアの学校のシステムが違うこともあり、はじめのころは混乱しました。日本の学校はそれぞれの授業の間に10分間の休憩時間があるのに対し、オーストラリアの学校はそれぞれ授業に休憩時間がなく、2時間目と3時間目の間に20分の休憩があります。その時間に生徒たちはお菓子屋フルーツを食べていました。授業はすべて生徒が各教科の教室に行って授業を受けるシステムでした。

ホストファミリーについてですが、私は1年間の間で1回ホストチェンジをしました。理由はその家庭と過ごしていても英語が全く上達しなかったからです。新しいホストファミリーは留学生に英語を教えている女性教師の家でした。新しいホストマザーは本当に気さくな方で、わからない英単語を丁寧に教えてくれました。

この留学で身についたこと、それは自立心、相手の考えをしっかり尊重する心、コミュニケーション能力の3つです。私はこれから英検やTOEICでいい成績を残して志望校に合格できるように頑張りたいと思います。そしてこの留学で学んだことを生かし、将来の日本に貢献していきたいと考えています。