Experience in NZ
鎌田 穂奈美
私は、高校一年生の時ウガンダから5歳のヘレンと21歳のアニーという女の子の短期ホームステイを受け入れました。その子たちは孤児院から来た子たちで日本全国世界各地を周って歌やダンスでお金を集めています。ヘレンとアニーは看護師と先生になりたいといっていました。しかし、彼女達が夢を叶えることは困難でしょう。彼女達には学ぶ環境がないので私がウガンダへ行き子どもたちが勉強したり将来の夢を叶えたりできるような環境を一緒に作り上げていきたいという夢があります。
そのために、英語は必須だと思ったので高校生のうちに海外へ行き様々な視点から物事を考えられるようになりたいと思いNZへ留学しました。
私の留学での目標は英語力の向上でした。留学をしたからには少しでも英語力を向上させたいと思っていました。英語をコミュニケーションツールとしてクラブ活動やチャリティーなどの活動をしたいという目標を持っていました。
NZでは私の興味があったチャリティーに参加しました。チャリティーとはボランティアとは異なり、募金活動がメインです。今年は偶然にもウガンダへのチャリティーでした。40hour famine という名前のチャリティーで、私が40時間の目標を立て、それを達成することができたらサポーターが募金をしてくれるしくみになっています。募金をするためにはまず、サポーターを探さなければなりません。もちろんすべて英語で説明しなければいけないので苦労しました。同時にサポーターを探したり声をかけてお願いしたりするのにもとても勇気がいりました。
私は、40時間スマートフォンを使わないことと、食べ物を食べないことを目標に設定しました。この二つを選んだ理由は、一日のうちでスマートフォンを使用している時間が長いと感じたため、その時間を他の活動に有効活用したいと思ったからです。また、断食については、何日も食事にありつくことができない人がたくさんいると思ったので少しでもその人たちの気持ちや状態に近づくことで自分の現状や今、何をしなければならないのか自分自身を見つめ直すことができると思い実施しました。
先生やホストファミリー、友達に協力していただいて$100を集めることができました。
出国前に中央高校の千葉校長先生がおっしゃっていたように、英語を学ぶだけでなく、英語で何を学ぶか、何をするかが大切だという言葉を思い出しました。
私はこの機会を通して英語で何かを伝えたり英語で大切なことを学んだりすることができたと思います。このような活動はNZだけではなく様々な国で行われています。今後、日本でこのような活動を続けていけたらいいなと思います。
留学をすることができたのは中央の先生のサポートや家族の応援があったからです。留学を終えて私の目標である、発展途上国に行き教育の場を提供するという思いがますます強くなりました。
私は今後世界の様々なことに目を向け、将来の夢を叶えるために大学進学を目指し、勉強だけではなく様々な経験をしていきたいです。私はスラム街に興味を持っているのでこんどはスラム街を見てきたいです。