盛岡中央高等学校
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スポーツで言葉の壁を取り払う!

井原 拓哉

私はオーストラリアのアデレードという街に約一年間留学してきました。私が留学に行った目的は、英語力の向上とオーストラリアの文化を直に体験するためです。

実際、留学では英語力を伸ばすとともにオーストラリアの文化を学ぶことができました。また、目的以外にもう一つ大きなことを学ぶことができました。それは、スポーツの力です。

留学したての頃、まったく英語が話せなく友達が作れなかった私は、勇気を振り絞って昼休みにバスケをすることにしました。最初はアジア人なんて相手にされないだろうと思っていましたが、実際は違いました。プレーしてみると、言葉や生まれた国の境界線は無くみんな無我夢中でボールをおいかけていました。すると、自然に友達がたくさんできるようになり、スポーツを通すことでも英語力をつけることができました。

スポーツとは言語の壁を取り払うことができるコミュニケーションツールの一つです。そして、コミュニケーションをとれることだけでなく、ゴールに向かってチームが団結することができるとわかりました。私にとってこの留学は英語と文化を学ぶとともにスポーツというコミュニケーションツールのすばらしさを知ることができたすばらしい一年でした。