盛岡中央高等学校
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モンゴルから盛岡へ ― 多文化を学び合う学びの時間

1年A3R組のLHRの時間では、モンゴル出身の生徒・オユンさんによる「モンゴルについてのプレゼンテーション」を実施しました。
住居である「ゲル」をはじめとしたモンゴルの文化や暮らし、首都ウランバートルの様子、日本との学校生活の違いなどが写真を交えて紹介され、聴講していた生徒たちは終始興味津々。発表後には、国や文化の違いを「知りたい」「もっと聞きたい」という声とともに、多くの質問が寄せられました。

発表の中では、日本に来て最も大変だったこととして「言葉の壁」「文化の違い」が率直に語られました。
最初は日本語が分からず、友だちもできず、一人で過ごす時間が多かったこと、学校生活に不安を感じ、戸惑いも大きかったことなど、外国人として日本で生活する中でのリアルな経験を話していただきました。
一方で、少人数で話しかけてみること、よく使われる言葉を覚えること、周囲の会話をよく聞くことを積み重ねる中で、少しずつ日本語でのコミュニケーションができるようになったこと、人とのつながりの大切さを実感したことも語られました。

その経験を通して、精神的に成長し、自信がついたこと、日本で友だちができたこと、そして世界をこれまでとは違う視点で見ることができるようになったという言葉には、多くの生徒が強い印象を受けた様子でした。

盛岡中央高等学校では、外国籍の生徒や留学生、帰国子女を積極的に受け入れ、一人ひとりの背景や個性を尊重しながら学べる環境づくりを大切にしています。
異なる文化や価値観に日常的に触れ、互いに学び合う経験は、生徒たちの視野を広げ、多様性を尊重する力を育てます。
今回のオユンさんの発表は、「多文化共生」や「グローバルな視点」を、教科書ではなく生徒自身の言葉と経験を通して学ぶ、まさに本校らしい学びの時間となりました。
今後も盛岡中央高等学校では、国籍や文化の違いを越えて、誰もが安心して挑戦し、成長できる教育環境を築いていきます。