盛岡中央高校について
建学の精神
校章
螢雪に由来する雪の六角形の結晶に、創立者である龍澤福美初代校長の「龍」の古代文字を組み入れたもので、中央上部の丸印は龍の目を表しています。盛岡出身で鋳金界の第一人者であった故・鈴木貫爾先生(東京芸術大学教授)による会心の作とされています。
教育目標
- きめ細かな進路指導によって、東大をはじめとする最難関大学や、医学部医学科など難関大学への多数合格をめざす。
- 21世紀のグローバル社会を見据えて、国際理解教育を推進し、世界に通用する人間力を備えたグローバルリーダーを育成する。
校長挨拶
校長 川上 圭一
創立61周年を迎え、本校は新たな時代に第一歩を踏み出します令和5年(2023年)、本校は創立60周年を迎えました。人間でいえば還暦の歳を迎えたことになります。また、同年は、平成30年(2018年)に開設した附属中学校の中高一貫6カ年教育の完成年度でもありました。本校にとって大きな節目の年となりました。
創立61周年を迎える令和6年(2024年)、本校は、教育の「不易」と「流行」を見据えながら、原点に立ち返り、新たな時代に踏み出します。
今春、本校は、超難関大学と評される東京大学や東北大学医学部などをはじめとする国公立大学、私学の雄と評される慶応義塾大学や早稲田大学などをはじめとする私立大学に合格者を輩出するなど輝かしい成果を上げています。一方、本校は、野球・サッカー・柔道・スキー・ゴルフなどスポーツの強豪校としてもその名を馳せており、「独立進取」・「研鑽努力」の建学の精神の下、文武にわたって年々成長を続けている学校です。
また、平成11年(1999年)にスタートしたCHUO国際教育フォーラムをはじめ、海外の学校との交流の場を積極的に生かし、グルーバルな人材の育成に向けて、海外留学や海外研修などの先進的な取組を進めている学校でもあります。
本校に学ぶ皆さんが、一人ひとりのニーズに応じた学びを通じて着実に成長を続け、先行き不透明な現代を生き抜く力を養ってくれることを願っています。
本年、原点に立ち返り、新たな時代に踏み出す本校で、皆さんも自らの未来につながる第一歩を記しましょう。
教育方針
盛岡中央高等学校は、個性を尊重し人間教育を基本とする『独立進取、研鑽努力』を建学の精神として昭和38年に設立されました。その後、平成4年盛岡中央高等学校と校名を変更、普通科に特別進学コースを設置。現役合格をめざすパワーアップ学習システムを確立し、海外語学研修の充実やカナダ修学旅行など国際化へ向けても力を傾注してきました。
平成25年度には、創立50周年を迎えました。この節目の年にあたり、本校は、これからも文武両道の伝統を守りながら、人間力豊かでたくましく生きる力と知力を兼ね備えた人材の育成を目指し、特色ある男女共学の普通科進学校として未来に向かって新たな出発をしました。これまでの科・コースを普通科だけの5コースに再編成し、大学等の進学指導の学習効率を高めることができるようにしました。
本校は、これまでも様々な学校改革を積極的に行い、東京大学をはじめ難関国公立大学などに多数の合格実績を上げてきました。このことで、最近では『県内有数の進学校』としての評価もいただき、たいへん光栄に思っております。本校は、学習、部活動、学校行事、国際理解教育などにおいて、生徒が活躍できるステージをたくさん用意しています。これからも、一人ひとりが様々な分野で大いに活躍するよう期待しています。
沿革
1963年 | 龍澤高等学校創立(創立記念日9月17日) 初代校長に創立者龍澤福美氏就任 |
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1969年 | 自動車科設置 |
1976年 | 第2代校長に龍澤休美氏就任 |
1983年 | 創立20周年記念式典 |
1989年 | 第3代校長に木皿欣一氏就任 |
1991年 | 情報処理科設置 |
1992年 | 盛岡中央高等学校に校名変更 |
1993年 | 創立30周年記念式典 |
1994年 | 第4代校長に高橋甲氏就任 |
1996年 | 平成の学校改革開始 普通科に特進コース・進学コース・普通コースの3コースを設置 第1回カナダ修学旅行 第5代校長に高橋英雄氏就任 |
1998年 | 進学留学コース設置 |
1999年 | 第1回CHUO国際教育フォーラム開催 硬式野球部夏の甲子園初出場 |
2002年 | 第6代校長に富澤正一氏就任 |
2004年 | 英検1級取得(県内高校生初) |
2007年 | 東京大学合格(初) |
2008年 | 人工芝グラウンド完成 |
2012年 | 新学校改革開始、5コース設置(SZ,Z,A,R,B) サッカー部、全国大会初出場 |
2013年 | 創立50周年記念式典 |
2015年 | SGHアソシエイト校に認定 |
2016年 | 国公立大111名合格/英検1級取得(通算4名) |
2017年 | 第7代校長に千葉研二氏就任 附属中学校新校舎竣工 |
2018年 | 附属中学校 開校(第1期生55名入学) |
2020年 | 国際Rコース設置 |
2021年 | 東大・医進Vコース設置 SGHネットワーク校に認定(全国111校) |
2022年 | 東京大学合格(通算7名) |
2023年 | 創立60周年記念式典 |
校歌
作詞・作曲 龍澤福美
1.
高きかな 岩手山 裾野なる 観武ヶ原に
白亜の大廈は 我らが学びの舎
人の世の荒波越えて 独立進取 理想のもとに
飽くまで初志を 貫きゆかん
これこそ我らが母校のゆるがぬ 建学の精神
2.
邈たり 空の下 白雲過ぎる 希望が丘に
妙なる四時は 我らが揺籃府
春秋に富む蛍下の友よ 研鑽努力 文化の国に
世界の日本を うち建て行かん
これこそ我らが母校のゆるがぬ 建学の精神
– 校歌 音源 –