
6月3日「多文化共生」をテーマにした特別講話を実施しました
2025年6月3日(火)、2年Rコースの「総合的な探究の時間」において、盛岡市在住のフィリピン人のユーデスさんとジョセフさんを講師としてお招きし、特別講話を実施しました。
今回の講話のテーマは「多文化共生」。お二人には、まずフィリピンの文化や食、言語、教育制度、国民性などについて紹介していただきました。その後、日本での暮らしの中で感じたこと、文化の違い、驚いたことなどを、自らの経験をもとにわかりやすく語っていただきました。
少人数での座談会形式だったこともあり、生徒たちは終始リラックスした雰囲気で耳を傾け、質疑応答やディスカッションにも積極的に参加していました。
「日本に来て一番困ったことは?」「文化の違いで戸惑ったことは?」といった質問にも丁寧に答えていただき、生徒たちは「多文化で共に生きること」の現実や課題を実感する貴重な機会となりました。
今回の講話をきっかけに、生徒たちは「日本に住む外国人がより暮らしやすくなるにはどうしたらよいか」という視点から探究テーマを設定し、今後の活動に取り組んでいく予定です。
今後も盛岡中央高等学校では、リアルな声と出会いを通じて生徒の視野を広げ、社会課題を自分ごととして捉える探究学習を進めてまいります。


