盛岡中央高等学校
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朝暘義塾(中国上海市)と教育連携協定を締結しました

 本校は、中国上海市で日本語イマ‐ジョン教育を行っている朝暘義塾(孫源源理事長、馬言標校長)と教育連携協定を締結しました。この教育協定は「両校の生徒のグローバルマインドの醸成およびグローバルリーダーの基礎づくりを進めると同時に、両国およびグローバル社会の友好親善と課題解決に寄与する人材を育成すること」を目的としたものです。
 1月27日(月)、遠路はるばるご来校いただいた孫理事長、馬校長、本校の龍澤尚孝理事長、川上圭一校長が教育連携協定書に署名しました。今回締結した教育連携協定は、グローバル化や多様化の推進による地域社会づくりにも寄与できるものと期待しています。

 今後、両校は以下の項目での教育連携を進めていきます。
1 生徒同士の短期交換研修
2 修学旅行等における学校訪問と交流
3 探究学習に関する協働活動
4 朝暘義塾の生徒を盛岡中央高校へ編入学受け入れ
5 教員同士の短期交換研修
6 両校の教育内容を高めるための情報交換及び協力
7 その他、両校が合意した事項
 締結式には新聞社、TV局の計3社が取材に訪れ、紙面やローカルニュースで大きく報道してくださるなど、今回の連携協定に対する地域社会の関心と期待の大きさがうかがわれました。

 締結式終了後は、教育連携協定締結記念講演と位置づけ、高校1年のA・R・Bコースの生徒を対象に、孫理事長の特別授業を開催しました。孫理事長は、ご自身の日本留学や学校設立のご経験を紹介しながら、失敗を恐れずにチャレンジすることの大切さ、マスコミやSNSで流れる情報を鵜呑みにするのではなく自分自身の体験を通して理解することの大切さ、などを熱く語ってくださいました。生徒たちからはたくさんの質問が出るなど、記念講演にふさわしい特別授業となりました。生徒を代表して1Rクラスの梶山優愛さんは「今回のお話を聞き、世界のつながりについて改めて考える機会となりました。偏見は『知らないこと』から生まれると気づきました。朝暘義塾の生徒の皆さんと積極的に交流し、互いに理解を深め、世界を知る一歩を踏み出したいです。」と感想とお礼の言葉を述べました。