【国際Rコース】エンパワーメントプログラム
7月26日~30日の5日間、国際Rコースの全学年の生徒を対象にエンパワーメントプログラムが行われました。
これは、日本の大学へ留学に来ている留学生たちと交流し、現地のことを学ぶとともに日本のことも教えることで、相互理解を深めながらコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を高めることが目的です。
留学生たちはある程度の日本語が話せますが、エンパワーメントプログラム中は、「一切の日本語が使われない」ことが特徴です。
交流しながら聞き取り、話し、その中で分からない単語が出てきたら聞き返しますが、それも英語で答えが返ってきます。
会話の中で英英辞書と同じ感覚で学び取ります。
単純な暗記ではなく、会話の中で使われた経験として意味を覚えていくことができ、普段のアカデミックラーニングと同様に、より実践的に学べます。
国際Rコースの生徒たちの多くは、この後に留学を控えています。
「自分の英語が伝わること」「自分の気持ちを伝えて、コミュニケーションが取れること」を確認することで、留学前の不安やストレスの軽減にも繋がります。
留学に行かない生徒にとっても、自分の英語が伝わる経験を増やすことで、試験の点数では分かりにくい実用的な英語力を付け、自信を深めることができます。
生徒たちに配るプログラムカリキュラムや教材も、当然日本語なしで英語のみになっています。
留学した場合も同様で、このような環境に日本で慣れておくと、留学先での学習に対する不安やストレスの軽減に繋がり、自信が持てるようになります。
プレゼンテーションも各々のグループで考え、工夫して、その上で楽しんで行っています。
留学する生徒もしない生徒も、今後の人生で大いに活きる経験となったと感じてくれているようでした。